零式水偵が芙蓉博物館（仮称）に譲渡された経緯を追う

航空自衛隊　岐阜基地にあった大変貴重な零式水偵が、私が訪問した際には消えていました。

どこへ消えたのかおうと福岡の芙蓉博物館 （ホームページ内容無し）に展示されているという情報を得ました。

航空自衛隊幕僚監部教育室長　代理の古田一等空佐から経緯の説明がありました。

令和３年度に民間へ０円で譲渡した。

元々、海から引き揚げられて寄付されたもの。

寄付してくれた方に譲渡する了解をとっていない。

教育資料として維持管理していたが、欲しいという要望があって廃棄扱いにした。

資産価値があるかもしれないが、元々０円でもらったもので、お金儲けになってしまうという懸念から無料にした。

元々の国のもので国有財産で価値があるものを０円にしていて問題があったかもしれない。

詳細を調べて回答する。

という話がありました。

元々の寄付者に何ら断りもなく、基地司令の勝手な判断で廃棄処分にして譲渡して、民間に価値のものあるを無料であげて、もらった側は博物館をつくって金儲けをするとなるといろいろと問題がありそうです。

追って調査したいと思います。